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定年間近の高校英語教師の雑記帳です

Bucket List

Stephen’s Story

stephen's story に対する画像結果

今年度、1年生のコミュニケーション英語Iの教科書に、Stephen Suttonの話があった。ウィキペディアによると、彼について次のように記述がある。

 

Stephen Robert Sutton MBE (16 December 1994 – 14 May 2014), was an English blogger and charity activist known for his blog Stephen's Story and his fundraising efforts for the Teenage Cancer Trust charity for the aid of teenagers with cancer. By the second anniversary of his death, £5.5 million had been raised in his memory.

 

彼は若くしてガンで亡くなってしまったのだけれど、その闘病中からFacebookで発信を続け、「やりたいことリスト」を作成してたくさんのことを実行した。また、同じようにガンで苦しむティーンエージャーのための募金活動を行った。賛同した多くの人々からの募金が集まり、彼の死後2年目までに550万ポンドも集まった。

 

教科書の教材は、「たった一人の若者でも、世界を変えることができる」というメッセージを伝えてくれる、感動的な話であった。

 

Bucket List

そこで、今回はスティーブンが作った「やりたいことリスト」、英語では「Bucket List」のマネをしてみようと思う。Bucketとは、バケツ、そう、あの、水を汲むバケツのことである。これはもともと首つり自殺をする時にバケツの上に乗り、そのバケツを蹴っ飛ばすことを「kick the bucket」といい、そこからできた言葉らしい。「最高の人生の見つけ方」というタイトルのアメリカ映画もあるが、その原題も「Bucket List」である。

 最高の人生の見つけ方 に対する画像結果

ティーブンは、そのリストに40以上のやりたいことを書いていた。そして、亡くなるまでに実に30近くのことをやり遂げていたのだ。「バンジージャンプをする」とか「チャリティーイベントを開く」とか。

 

大きいことも、ちょっとしたことも

私も、大きいことも、ちょっとしたことも、リストにしておこう。そうすることで、これからの人生に張り合いが出ると思うから。私が死ぬ直前になって、後悔を多く感じるのではなく、「あれができた」、「これもできた」と思えるように。

 

とにかく、作り始めてみよう。スティーブンのように、40個くらいを目標に、書いてみよう。途中で書き直してもよいし、削除や追加もどんどんしよう。それが生きがいになるだろうから。

 

では、とにかく、思いつくままに

1 日本の47都道府県に全部行く(現在31都道府県には行った)。

2 新幹線で、新函館北斗駅から鹿児島中央駅まで日本縦断をする。

3 養老鉄道の全線制覇。

4 樽見鉄道の全線制覇。

5 三岐鉄道の全線制覇。

6 歩いてビワ一(琵琶湖を一周すること)を達成する。

7 東海道を踏破する。

8 鳥取砂丘に行く。

9 鶴岡市立加茂水族館にクラゲを見に行く。

10 大原美術館にモネを見に行く。

11 足立美術館に行く。

12 古今東西の古典文学を読む。

13 夏目漱石全集を読破する。

14 買いだめしてある洋書を全部読む。

15 裏の畑に果樹をたくさん植えて収穫する。

16 珍しい野菜を栽培してJAで販売する。

17 ギターをもっと練習して上手くなる。

18 蔵の整理を終わらせる。

19 ブログを収益化する。

20 邦画洋画の名作を観る。

21 中野ヴィレッジハウスでボランティアする。

22 新婚旅行でいけなかったフィジーに行く。

23 夫婦で台湾旅行をする。

24 もう一度グランドキャニオンに行く。

25 満天の星空を見に行く。

 

・・・とりあえず、今はここまで。

 

定年退職の日まで

あと376日